物心ついた頃から書くことが大好きで、

学生時代は日記や詩をひたすら書きためていました。

「書くことを仕事にしたい」という想いは大人になっても変わらず、

勤めていた会社の懸賞論文で受賞したのを機に、コピーライター養成講座に通学。

晴れて原宿の編集プロダクションに入社したときは、

まさに“天にも昇るような気持ち”でした。

取材で得るとびきりの感動、無から有を生み出すことの喜び。

すべてが新鮮で刺激的で、あっという間の10年間でした。

「ライターは天職」と思っていたのですが、やがて結婚・出産。

子育てをしながら働くことが普通ではなかった時代に選んだ結論は、長期休業でした。

地域活動に、海外生活にと、仕事とは180度ちがう経験をしながら、

やがて子どもたちも成長し、現場復帰のチャンス到来！

今では日本の各地を飛び回り、心おきなく仕事ができるようになりました。

最近気が付いたのですが、ブランクであった筈の休業期間が

実は今の私の仕事を一番支えてくれています。

本物の主婦を肌で経験したからこそわかる、“生活者の目線”。

それを何よりの自分自身の武器に、生涯現役をめざして書き続けたいと思います。